『カットは絶対イヤ!と叫んだ中2娘。ストレートロングへの道のり、はじまりは小さな“もめごと”から。』

こんにちは、美容室プルブです🌿
本日は、中学2年生の女の子が挑戦した人生初の縮毛矯正。
その裏にあった、ちょっぴり笑えて、ちょっぴり感動のストーリーをお届けします。
◆ 「カットはしないから!!」
ご来店されたのは、中2のAちゃんとそのご家族。
メニューは縮毛矯正。いわく、**「ずっとストレートロングに憧れていた」**とのこと。
けれど髪の状態はというと、
- くせは根本からしっかりチリチリ系
- 髪の量はかなり多め、表面は軽く見えて中はぎっしり
- 過去に他店で量を減らされすぎて、内部スカスカ
- その結果、ご家族も「もう枝毛だらけで無理では…」と心配するレベル
そこで、こちらが軽く提案したんです。
「もしかしたら、毛先を少しカットさせてもらった方がきれいに仕上がるかも…?」
──すると、Aちゃん、ガバッと顔を上げて一言。
「カットは絶対イヤです!!」
ご家族「えっ」「いやいや、ちょっと…」
Aちゃん「切りたくないって言ってるでしょ!」
…という空気が、一瞬だけ流れました(笑)
◆ じゃあ、こうしましょう。
私たちは美容師。無理やり切るなんてことは絶対しません。
だからこう伝えました。
「では、**“傷んでどうにもならない部分だけ、必要であればその時点で切る”**ということで進めましょう」
Aちゃんもうなずいて、ストレートロングへの挑戦が、ようやくスタートしました。
◆ 薬剤はロングの2倍。ボリュームとくせに全力対応。
施術は予想通り、ボリュームとくせの“ダブルパンチ”。
なんと、通常のロングヘアの2倍近い薬剤量を使う必要がありました。
アイロン工程も、髪の厚みを丁寧に分け取りながら進め、熱の入れ方や角度にまで気を配る繊細な作業に。
もちろん毛先は、決して無理に引っ張らず、あくまで“守る”仕上げに。

◆ 3時間を超える大施術。その反応はまさかの…
ついに完成。
念願の、さらさら・つるんと落ちる“ストレートロング”が目の前に現れました。
──これは、叫ぶだろう。
──「わああ〜!!!」ってなるだろう。
と私がドキドキしてリアクションを見守る中、Aちゃんが鏡を見て放ったひとことは――
「……スゴ。」
(えっ、それだけ!?!?!?)
…でも、私は見たんです。
帰り道、ガラスに映る自分の髪をこっそり何度も見て、嬉しそうに髪をなでていたAちゃんの姿を。

◆ 美容室プルブは、「気持ち」も大切にします。
中学生にとって、髪は自分の“アイデンティティ”。
「切るのが怖い」「伸ばしたい」「憧れがある」
その気持ちに、私たちはちゃんと寄り添います。
必要なら説明し、どうしてもという時は、本人が納得するまで待つ。
それが、美容室プルブのスタンスです。
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