ハイライト毛に縮毛矯正

カウンセリングとビフォーの状態
癖はほとんど感じず、毛量によるボリュームを何とかしたいとのご要望でしたのでビフォー写真は今回は無しです。
そのような状態で癖自体は大したことはないのですがハイライトその他各部の色の違いが目立ちます
概要をお聞きしたところ、矯正は数年されてみえないそうですが、2~3か月ごとにグレイカラーとハイライトをしておられ、次の染めの前でしたので黒髪部分、白髪部分が伸びて混合となっており初見では髪の余力が読めない状態でしたので全体をブリーチ毛に合わせた薬剤でゆっくりと伸ばしてゆくことにしました。
それによって伸びの悪いところや見た目以上にダメージしている部分に影響が出る可能性もあることをご了承いただき施術に入らせていただきました。
髪のコンディション&履歴
- 縮毛矯正=3年以上前
- カラー=ブリーチ3か月前、グレイカラー3か月前
- トリートメント=なし
- 難度レベル=1
- 髪の太さ=普通
- 毛量=多
施術のプロセス
施術前にシャンプーをして髪をウェット状態にしてブリーチ部分保護用の薬剤をしっかり塗布。そこからドライにして髪の状態を確認します。ダメージが大きいと判断して再度特殊なお水でウェット状態に。ドライ状態で薬剤を塗布するよりも髪に負担が掛かりにくいのと薬剤の浸透が少しゆっくりとなるため見極めがしやすくなるためウェット状態での塗布を選択しました。
毛先のダメージを修復するために、ダメージ修復をする薬剤を塗布してその薬剤が定着するまで5分時間を置いてから1剤を塗布開始。
まずはブリーチ部分以外の髪にブリーチ毛用に調整した縮毛矯正の薬剤を塗布します。各部の髪の状態を確認しながら丁寧に塗布し、ブリーチ部分やダメージを感じる部分には保護及び修復用の薬剤を再塗布してそのまま10分放置します。その後、髪が元気で伸びの悪い部分に強い薬剤をのせてさらに10分置きます。ブリーチ部分以外が伸びてきたところでブリーチ部分に薬剤を塗布し数分ごとに伸びをチェックしつつ伸びるのを待ちます。想定よりもブリーチ部分がしっかりしていたので10分以上待ちましたが伸びすぎてもウルフスタイルにならなくなりますのでアイロン時に毛先を曲げられるくらいのゆとりを持たして流しました。
ブリーチ部分はとてもナーバスなのでシャンプーを慎重にして薬剤を洗い流し、中間処理として髪を強化するトリートメントを入念にして再度髪を乾かしてから根元を真っ直ぐにし、表面の毛先は内巻きになるようにアイロンをかけました。
最後に、髪を固定するための薬剤を塗布し、しっかりと定着させその後髪を
アフター
ボブスタイルなのでストレートアイロンオンリーで伸ばすと真っ直ぐすぎて丸みが無くなってしまいますので表面の毛先にコントロールしやすいカールをつけてスタイリングしやすいようにすることをご提案して施術させていただきました。
元々腰までの長さのスーパーロングで長らく「高難易度縮毛矯正」商標のお店を利用されていたそうなので仕上がりにご満足いただけるか心配で緊張しましたがご納得いただけたようで安心しました。
仕上がりはブローやアイロンはしておりません。ハンドドライのみでの仕上げです。
毛量が多い方なので想像よりもボリュームダウンにはなりませんでしたね。



複雑履歴な複合毛でも時間は掛かりますが施術可能です(黒染め毛は境界が目視できないので難しいです)
仕上げは手で乾かして荒いコームで梳かしただけでブローもアイロンもしておりません。
今回は 艶サラ縮毛矯正 施術させていただきました。
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